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日本相撲協会は24日、春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の新番付を発表した。初場所で11勝を挙げて初の敢闘賞を受賞した遠藤(23=追手風)は、西前頭10枚目から東前頭筆頭に躍進。横綱、大関総当たりが確実で、勝ち越せば新三役が濃厚。初場所の優勝決定戦で横綱白鵬に敗れた鶴竜(28)は初の綱とりに挑む。大関稀勢の里(27)は初のかど番となる。

 遠藤は手に取った番付を、鋭い表情で見つめた。自分の名を見つけると一気に笑顔がはじけた。「すごく上にあるのでビックリ。上から探したほうが早かった」。入幕4場所目で平幕最上位。横綱、大関総当たりすることは確実。「気持ちで負けるんじゃなく、若々しく向かっていく」。伸びてきたザンバラ髪を少し気にしながら意気込んだ。

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